科学博物館
June 30, 2018
地味に...(NYSCI)
ロケットが展示されている...
前のめりになる心に押されて、勇んででかける。
広大なサイエンスパークに向かうためのランドマークでもあるGemini-Titan IIが
凛とした姿で遠目からも青空に映えている。
レプリカとはいえ、かつては宇宙に飛んだロケットと同じと思えば小躍りする心。
住宅街からも少し離れ、なんとなく地味な空気に包まれた館内は
一歩足を踏み入れると科学の持つ不思議にあふれた展示物に、大人もこどもに帰る空間である。
親子連れ、カップルと次々訪れる人々のどの大人達も最初は遠慮しつつ、
だんだんとエキサイトしていく姿は共通である。
巨大シャボン玉作りにいきなりノックアウトされ、
ひとりはしゃぎながら何度も七色が浮かぶ大玉作りに執心する。
無邪気すぎて、われながら笑える光景...かも。
Shadow Discoでは、動く自分のからだの光の彩を愉しみ...
慣性の法則を表現する模型には気分を高揚させられ....
もろもろの運動力学や法則を立体化した展示物にいちいち反応せずにはいられない。
まるで遊園地、いえ、遊園地以上にはずまざるを得ない心....である。
古代の幾何学の法則を使って描かれたHIDDEN MATHEMATICSには
曼荼羅絵を見るような静寂を心に覚える。
そして....本日のマイ・メインイベント...
ロケットに会いに。。。
曼荼羅絵を見るような静寂を心に覚える。
そして....本日のマイ・メインイベント...
ロケットに会いに。。。
暑さを増した日差しを気にもせず、ロケットパークにそびえ立つ
実物大に近いロケット2機に向けてシャッターを切る....が
わがモバイル機器のカメラではおさまりきらない寸法。
目の前にして観られたことでラッキーとする 笑。
『CONNECTED WORLDS』
地球上のあらゆる生態系や自然現象のそれぞれの循環と、
私たち人間の行動と心の相互作用を体感し、
そこから生まれる学びと再認識を得るアトラクション...といえば良いだろうか。
訪問者ひとりひとりのジェスチャーや体の動き、意思決定次第で、画面上のアニメーションが
呼応しながら、百人百様の変化で楽しませてくれる。
おとなとこどもの境界はない。
アトラクションに足を踏み入れた者はみんな、
時間を忘れて自らの動きとアニメのコラボに興じている。
immersive installations(没入型インスタレーション)の面白さに
純粋に心身を持っていかれた感じで。。。
その中でも魅せられたのは、上昇気流でできては成長し、成長し、巨大化し、
いつしか積乱雲、雷雲となって雨を降らせる雲。
その雨が川となり大地に流れて、あらゆる生命の糧となるプロセスは見飽きない。
教育だけじゃない、あらゆる場面の講座の教材として使いたい...
現実のわれの仕事に頭の一部が引き戻されるほどの魅力があった。
ちょっぴり地味だけれど....興奮の強度は派手レベル。
きっかけの宇宙へのあこがれに誘われ、ラブな空にも魅せられる、
小さなサイエンスパークへの旅...
予想以上に満足至極の旅にて。
***
それでは、少しだけ体験してみてくださいね...『CONNECTED WORLDS』↓↓↓
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New York Hall of Science (NYSCI)
体験型の科学博物館。
47-01 111th Street
Corona,
New York 11368
mak5 at 21:54|Permalink│Comments(0)│