珈琲
January 14, 2019
片隅のふるさと.... (cafe)
なつかしい...
都心なのに、ふるさとの弘前に帰ったような場所。
無駄のない都会的な建築のビルをエレベーターで上がると
5階に突如現れる山小屋のような空間.... A to Z cafe。
同郷であり、もしかしたら自分も入学していたかもしれない、
母校のご近所の高校出身アーティスト・奈良美智さん。
そう、YOSHITOMONARA + graf
(奈良美智+クリエイティブ活動を展開する会社「graf」)が
プロデュースしたこのカフェは、まさに奈良美智ワールドに在るようなカフェ。
使いこまれた木製家具と店内に建つ山小屋には、
広大なリンゴ農園や田畑という、豊かな田園風景が広がる生まれ育った街の
匂いもうっすらと思い起こさせる空気にあふれている。
・・・弘前の郊外にあるカフェ、にワープした感覚。いごごち良い.....。
正月三が日で静まる東京・青山ながら、店内はいつものように来客が絶えない
(多分いつもこうなのでろう)
そのわけがわかる気がする。
プリフィクスで日替わりのランチ定食は、カフェ飯ながら味は家庭的。
見た目はつやつや、なによりお米の美味しい炊き加減は家ご飯の味。
一見大盛り、完食は無理かもの予想をあっさり裏切り、
どちらかといえば少食の我も友もともども自然に完食する。
副菜も主菜も、会話しながらの食事にも邪魔にならない美味しさ....。
サイドオーダーの甘味も見た目通りの美味しさとか(自分用には次の楽しみにして...笑)。
ボリュームは通常サイズ(単品ではこの2倍ほど)にも
”家で手作り、おもてなし”感覚がくっきりと見えてくる。
ご飯が美味しいところはお茶も美味しい....
の勘に従ってオーダーするコーヒーも、想像通りの素直な美味しさ。
淹れたてとわかる風味、ピッチャーの中のミルクはちょうど良い具合に温まっている。
まるで、A to Z家の丁寧なもてなしを受けているかのようなくつろぎの時間に
いっさいの手抜きなしの潔ささえ感じてしまう。
窓外に青山の古きマンション群や六本木方面の高層ビル...東京湾方向のザ・トウキョウ風景を
室内の弘前から見ているような時空間。
同じように、訪れる人それぞれ、ふるさとや懐かしさを感じているのだろうか、
みんな遠慮なしのちょっぴり長居しながらで、存分におしゃべりを楽しんでいる。
賑わうテーブルの間を忙しそうに往復しながらも、その忙しさを
楽しんでいるようなスタッフの絶えない笑顔に益々いいごごちの良さを感じながら。
新年のゆるやかに流れる時間をさらに緩ませゆるゆると、
それぞれの旧いコト、新しいコトを語りながらの新年茶話会。
友も私もそれぞれの持つA to Zの項目もこのおしゃべりで
またいくつかクリアし、互いの理解を深められたことでしょう。
エレベーターを降りると再び東京という大都会の風景が広がる。
次回は、メニューのP(パフェ)とS(塩昆布チャーハン)をクリアする。
そんな宿題を心にメモしながら、次の帰郷(?)はいつにしようか。
東京がまた少し好きになれそうだ。
東京の片隅にある小さな細やかなふるさとここ、A to Z cafe。
A クラスのサードプレイスを見つけて新年早々縁起が良い...2019スタートです。
***
A to Z cafe
東京都港区南青山5-8-3 equboビル5F
わがいつものお供の
わが「にらみつける少女」。
この子のおかげで、スタバでは
店員とおしゃべりが始まる^^)
毎日の天気予報・つぶやき・空フォトは
こちらへ → fb 毎日更新
都心なのに、ふるさとの弘前に帰ったような場所。
無駄のない都会的な建築のビルをエレベーターで上がると
5階に突如現れる山小屋のような空間.... A to Z cafe。
同郷であり、もしかしたら自分も入学していたかもしれない、
母校のご近所の高校出身アーティスト・奈良美智さん。
そう、YOSHITOMONARA + graf
(奈良美智+クリエイティブ活動を展開する会社「graf」)が
プロデュースしたこのカフェは、まさに奈良美智ワールドに在るようなカフェ。
使いこまれた木製家具と店内に建つ山小屋には、
広大なリンゴ農園や田畑という、豊かな田園風景が広がる生まれ育った街の
匂いもうっすらと思い起こさせる空気にあふれている。
・・・弘前の郊外にあるカフェ、にワープした感覚。いごごち良い.....。
正月三が日で静まる東京・青山ながら、店内はいつものように来客が絶えない
(多分いつもこうなのでろう)
そのわけがわかる気がする。
プリフィクスで日替わりのランチ定食は、カフェ飯ながら味は家庭的。
見た目はつやつや、なによりお米の美味しい炊き加減は家ご飯の味。
一見大盛り、完食は無理かもの予想をあっさり裏切り、
どちらかといえば少食の我も友もともども自然に完食する。
副菜も主菜も、会話しながらの食事にも邪魔にならない美味しさ....。
サイドオーダーの甘味も見た目通りの美味しさとか(自分用には次の楽しみにして...笑)。
ボリュームは通常サイズ(単品ではこの2倍ほど)にも
”家で手作り、おもてなし”感覚がくっきりと見えてくる。
ご飯が美味しいところはお茶も美味しい....
の勘に従ってオーダーするコーヒーも、想像通りの素直な美味しさ。
淹れたてとわかる風味、ピッチャーの中のミルクはちょうど良い具合に温まっている。
まるで、A to Z家の丁寧なもてなしを受けているかのようなくつろぎの時間に
いっさいの手抜きなしの潔ささえ感じてしまう。
窓外に青山の古きマンション群や六本木方面の高層ビル...東京湾方向のザ・トウキョウ風景を
室内の弘前から見ているような時空間。
同じように、訪れる人それぞれ、ふるさとや懐かしさを感じているのだろうか、
みんな遠慮なしのちょっぴり長居しながらで、存分におしゃべりを楽しんでいる。
賑わうテーブルの間を忙しそうに往復しながらも、その忙しさを
楽しんでいるようなスタッフの絶えない笑顔に益々いいごごちの良さを感じながら。
新年のゆるやかに流れる時間をさらに緩ませゆるゆると、
それぞれの旧いコト、新しいコトを語りながらの新年茶話会。
友も私もそれぞれの持つA to Zの項目もこのおしゃべりで
またいくつかクリアし、互いの理解を深められたことでしょう。
エレベーターを降りると再び東京という大都会の風景が広がる。
次回は、メニューのP(パフェ)とS(塩昆布チャーハン)をクリアする。
そんな宿題を心にメモしながら、次の帰郷(?)はいつにしようか。
東京がまた少し好きになれそうだ。
東京の片隅にある小さな細やかなふるさとここ、A to Z cafe。
A クラスのサードプレイスを見つけて新年早々縁起が良い...2019スタートです。
***
A to Z cafe
東京都港区南青山5-8-3 equboビル5F
わがいつものお供の
わが「にらみつける少女」。
この子のおかげで、スタバでは
店員とおしゃべりが始まる^^)
こちらへ → fb 毎日更新
mak5 at 14:44|Permalink│Comments(0)│
November 14, 2018
ひとりじめ... ( cafe )
至極の幸せ...
この空間を”ひとりじめ”。
しかも、店で一番好みの席で。
濃い飴色とオレンジ色の採光に包まれながら
味わう漆黒の苦味とフルボディーの芳香の珈琲...を
飲みながら
空間の一部の私も含めて
自分がまるごと至福の存在になる...
聴こえるのは、ゆるく流れるJAZZと私が立てるカップの微音だけ...
階下のカウンターで淹れる珈琲の香りが
甘く渋くこのずっとひとりじめ...の時空間にも漂う、包みこむ。
時知らずの空間だ...
このままでほんとうに時が止まって...とさえ願う。
帰ってくるたびに必ず帰るこのお店...宮越屋珈琲・本店(円山坂下)。
なぜか好きなんだな、この店舗が一番。
バリスタはきょうも女性のあの方....
瞳が微笑むポーカーフェースで一礼する姿に思い出す
そう去年の彼女、バリスタと同じだわ...。
迫っている帰りの時間を気にしながらも、
銀杏の黄金色絨毯に初冬の姿を見つけ
散り際の美を貪るように目に焼き付ける...
北緯45度の街の美しさだ...。
この街に帰るとちょっぴり変わる、いや、表情も心の中心線も源に戻る。
間違って自撮りモードで覗くカメラの手元に映る表情は”素”だった。
自分のことながら、自分らしさにほっとする素顔だ 笑。
...ポールポジション的...。
大好きな店で最高の席、そして、好きな季節と街...を
ひとりじめしながら過ごす時間。
やっぱりここ...居場所のような場所のひとりじめ。
旅の終わりに最高のプレゼントを受け取る....北国の午後。
mak5 at 19:09|Permalink│Comments(0)│
October 09, 2018
風爽か
*風爽か:秋になって吹く風のこと。秋の進行とともに風の吹き方も変化し、秋が深まる
ほどに爽やかになり、晩秋には冷気をともなって蕭条と吹く。秋の季語。
☆つぶやき...
いつのまにか、熱いフルボディーの珈琲を欲する...その苦味が美味しいと思う時季。
いつのまにか、午後の空の下で飲むほうが美味しいと思う時季。
”いい季節”がだんだん近づいている。
こちらへ → fb 毎日更新
mak5 at 20:07|Permalink│Comments(0)│
June 08, 2018
ほっとする...(La Lanterna..Cafe)
ひとくち飲んで....ほっとした。
口の中に広がる苦味と香りは日本で飲み馴れているもの。。。
ひとくち食べて....甘い!
けれど、ほっとした。
家庭で手作りしていた蒸しプリンの強い砂糖甘さと少々かみごたえのある柔らかさ...
イタリア人街にあるカフェ&ビストロ”. La Lanterna dl Vittorio"
酸味が効きすぎたNYの珈琲じゃない。
飲み馴れた(慣れたというより)中間的な苦味と濃さと香りに胃も喜んだ。
カスタードプディングも、家庭で作るような馴れた懐かしい味。
糖度の高さは否めないけれど、寒すぎるNYの冬には欲したくなる強みの甘さだろう。
苦いも甘いも香りも、久々に馴れたものたちに触れる味覚と嗅覚は
一ヶ月過ぎてもまだどこかに残る旅の緊張には、癒しとほぐしにもなる。
アメリカンよりはイタリアン...
自分に、おそらくは、概ねの日本人の好みとしてより浸透しているだろう味は
欧州系なのかもしれない...。
アメリカーノであるはずの珈琲は、明らかに苦味と甘みの両方を感じる欧風の味わいだった。
窓辺の席には人気なし。
おまけに、扉を開けた途端、マネージャーらしきイタリア人マンマが
ちょいと鋭い眼光でまっすぐに見つめて、気持ちは一歩後ずさりする。
休憩時間なの?と思いつつ、小声で聞くと開店中と言われ....
ラッキーとばかりに窓際席貸切状態で隅っこに陣取る?。
いや、単に、奥の広々とした人気のガーデン席にみなさまお座りになっていただけなのだ。
まばらながら次々と訪れる客は、迷わず奥に向かい、
一度入ると帰る気配がないくらいに長らくおしゃべりを楽しんでいる様子。
オペラのBGMとほどよく混じりあいながら、
厨房を隔てた奥から楽しげな喧騒が聞こえてもくる。
ゆっくり本でも読もうか...と思いつつ訪れたはずなのに、
いつものようにネットと戯れ終わってしまう。。。
それは独り占めの窓際エリアであったせいもあるのだろう。
そこはかとなくだけれど、何かそわそわしてしまう空気が流れていた。
次回は迷わずガーデン席で過ごしましょ。
適度な喧騒に紛れてまったりする時間は、
逆に時をゆっくりと流すBGMになる。
おしゃべり声という旋律の中で飲む馴れた味の珈琲は、
より美味なる、ほっとする時間にしてくれる....でしょうから。
**
*La Lanterna di Vittorio
名曲「川の流れのように」の詩が
生まれたカフェとしても知られていますね。
作詞家・秋元氏がオススメのカフェです。
落ち着くとは思うけれど、あのマンマの
目力にはちょいと負けました 笑。
(場所は、NYUとワシントンスクエアの
すぐ近く)
129 MacDougal St.
New York
NY10012
mak5 at 23:00|Permalink│Comments(0)│
September 03, 2017
自在。
鎌倉時代の息吹そのままの山道の高台に吹く風は、上品である。
さわさわ...
吹き始めた秋風に立つ音は、爽やか。。。
少し開いたガラス窓から吹き抜ける風に乗って広がる
珈琲のアロマも共演する空間には
静寂と女達の少しハイトーンの小声のお喋り。
どれも柔らかな薫り、音、光に満ちている。
...あ…良い時間が流れてる。。。
時忘れになる心をちょっぴり強引に揺らして、腰をあげる。
...次回は、ここで書き物でもしたいわ....
手持ち無沙汰でぼんやりもいい...
じっくり集中もいい...
"自在に成る"空間
石かわ珈琲@北鎌倉
mak5 at 17:12|Permalink│Comments(0)│