映画
October 30, 2014
創る....ということ(東京国際映画祭 メモ)
この仕事をしながら、しばし忘れかけ遠ざかっていた
”別世界を創る”こと....。
演劇に関わっていた時の”熱さ”を思い出しました。
高校から大学、社会人になってから、そしてトロント滞在時と
演劇時間は、振り返ればかなりの長きに渡ります。
『東京国際映画祭 2014』
定番となった六本木会場ヒルズアリーナにての
バイリンガルMC。私の今回の役目です。
ステージイベントでは、招待作品や映画番組収録のため
多くの映画監督、俳優等が集い各作品が紹介されます。
スクリーンを飛び出しリアルな俳優某として彼らが
語るのは、制作過程での想い、現場の空気、そして、
作品=別世界へのお誘いです。創造物としての
役=登場人物からバトンを受けとりながら、
リアルな存在である俳優として語るその言葉一つ一つ
には、割り増しの言葉や、ご自身の丈を超える誇張した
想いというものは感じられません。
インタビュアー役でもある進行MCの方も
言葉の引き出し方がなんとも素晴らしい。。。
引き出され、伝わってくるのは
創り込まれた言葉ではありません。
役と演者が調和した、その人の持つ等身大の温もりや思い。
どなたのトークにも誠実さと素直さが溶け込んでいます。
作られた世界を創るためには、無意識レベルも無意識の
うちに取り込まれ、意識+無意識=情熱というものが
自然に生まれ満タンに、その場に注がれるもの。
演劇と空間こそ違うものの、映画も同じ。その”熱”のような
ものは、紹介作品が変われどそれぞれの作品の監督、出演者
から受け止められる熱のほど、温度は変わりません。
そこに確かにある温もりは、
ハートの真ん中に
ちょうどよく心地よい温度で染みるのです。
『あ〜...
"創ること"って
ほんとにいいですね・・・』
(淀川長治氏 風..)
そんなつぶやきが
口から漏れて来そうになりました...
何度も。
壇上で直接にその想いを載せた言葉達と対話してみたい...と
素直に希望したくなる時間の連続でした。
この映画紹介イベントについては
前後アナウンスのみで、監督、出演者と触れ合う機会は無かった
のはなんとも残念!
同時に、しばらく観る事ことさえ遠ざかっていたお芝居、
そして、少々億劫さも最近あった映画を観ることについて、
帰還するためのきっかけも頂戴していたのでした。
創り手を知れば、
その想いに触れてみれば、
どれも愛おしい。
そこには好みという判断が入り込まない。
同じ人として持つ”創る力.....創ること”への敬愛だけが残ります。
『あ〜..."創ること"って、ほんとにいいですね・・・』
久方に、芝居と映画鑑賞心を揺り起こされ、
”なにかへの情熱”というものの萌芽を自身の中にみつける「東京国際映画祭」時間。
あれはわが転換の案外と大きな機会だったのだな...
の予感すでにありの時間。
大きな予想外にもこの好機を下さった方々に、また、無事に終えられたことに感謝します。
さて....”創ること”でもまた一段ステージアップしつつ、
私の人生という舞台を楽しむことにしましょうか....。
*久々にナチュラルトークでラジオパーソナリティー的
仕事が出来たことは非常に嬉しい出来事でした。
J-waveさんありがとうございます!.....とここで密かにお伝えしますね...。
”別世界を創る”こと....。
演劇に関わっていた時の”熱さ”を思い出しました。
高校から大学、社会人になってから、そしてトロント滞在時と
演劇時間は、振り返ればかなりの長きに渡ります。
『東京国際映画祭 2014』
定番となった六本木会場ヒルズアリーナにての
バイリンガルMC。私の今回の役目です。
ステージイベントでは、招待作品や映画番組収録のため
多くの映画監督、俳優等が集い各作品が紹介されます。
スクリーンを飛び出しリアルな俳優某として彼らが
語るのは、制作過程での想い、現場の空気、そして、
作品=別世界へのお誘いです。創造物としての
役=登場人物からバトンを受けとりながら、
リアルな存在である俳優として語るその言葉一つ一つ
には、割り増しの言葉や、ご自身の丈を超える誇張した
想いというものは感じられません。
インタビュアー役でもある進行MCの方も
言葉の引き出し方がなんとも素晴らしい。。。
引き出され、伝わってくるのは
創り込まれた言葉ではありません。
役と演者が調和した、その人の持つ等身大の温もりや思い。
どなたのトークにも誠実さと素直さが溶け込んでいます。
作られた世界を創るためには、無意識レベルも無意識の
うちに取り込まれ、意識+無意識=情熱というものが
自然に生まれ満タンに、その場に注がれるもの。
演劇と空間こそ違うものの、映画も同じ。その”熱”のような
ものは、紹介作品が変われどそれぞれの作品の監督、出演者
から受け止められる熱のほど、温度は変わりません。
そこに確かにある温もりは、
ハートの真ん中に
ちょうどよく心地よい温度で染みるのです。
『あ〜...
"創ること"って
ほんとにいいですね・・・』
(淀川長治氏 風..)
そんなつぶやきが
口から漏れて来そうになりました...
何度も。
壇上で直接にその想いを載せた言葉達と対話してみたい...と
素直に希望したくなる時間の連続でした。
この映画紹介イベントについては
前後アナウンスのみで、監督、出演者と触れ合う機会は無かった
のはなんとも残念!
同時に、しばらく観る事ことさえ遠ざかっていたお芝居、
そして、少々億劫さも最近あった映画を観ることについて、
帰還するためのきっかけも頂戴していたのでした。
創り手を知れば、
その想いに触れてみれば、
どれも愛おしい。
そこには好みという判断が入り込まない。
同じ人として持つ”創る力.....創ること”への敬愛だけが残ります。
『あ〜..."創ること"って、ほんとにいいですね・・・』
久方に、芝居と映画鑑賞心を揺り起こされ、
”なにかへの情熱”というものの萌芽を自身の中にみつける「東京国際映画祭」時間。
あれはわが転換の案外と大きな機会だったのだな...
の予感すでにありの時間。
大きな予想外にもこの好機を下さった方々に、また、無事に終えられたことに感謝します。
さて....”創ること”でもまた一段ステージアップしつつ、
私の人生という舞台を楽しむことにしましょうか....。
仕事が出来たことは非常に嬉しい出来事でした。
J-waveさんありがとうございます!.....とここで密かにお伝えしますね...。
February 11, 2013
孤独と充足
長距離ランナーの孤独 [DVD]
「走る」とき、
それは体力的に
自分との闘いであるが、
精神的に
これほど”自由”に想いを飛ばせる時間はない...
なにより
これほど”自分は、すでに全てにおいて満ち足りている。”
を体感する時間はない。。。
映画『長距離ランナーの孤独』。
足が速いとという理由だけで感化院の威信のために
毎朝、強化練習のために独り走り続けた主人公コリン。
孤独な走る時間にだからこそ自由に過去の記憶、想いを飛ばし
自らの半生とも向き合い始める。
そして、物語の終わりは・・・
あの爽快な終わり方、である。
”すでに全てにおいて満ち足りている”に気づいた時、
求め続ける人生は幻想である....なのですねぇ・・・
モノクロームだからこそ捉えられる、
自然な自然の光と空気の匂い。も味わえます。
....走るのではない、もはや趣味でもある「長距離散歩」が止められないワケを
この作品を観る、ということで言葉にできた感。
*
長距離走者の孤独
1962年イギリス
脚本アランシトリー、監督トニーリチャードソン
ニュース映画で用いられる資材で撮影。
October 08, 2012
Le temp ...(時)
『丁寧であること。
自然なること。』
とはこういうもの。。。
仏映画『ファルビークの四季』。
ひたすら田園風景が広がる、南仏の農業を営む
ある一家の物語です。
老いた両親を家長にした同居の三世代の日常、
そして、
それぞれの人生を追う素朴なお話なのですが、
よくある淡々とした場面の連続の流れは、なぜか目が離せない。
物語が進むほどに、呼吸は深まりやわらいで、
元々の「呼吸をする」とはどういうことかを思い出します。
続きを読む
自然なること。』
とはこういうもの。。。
仏映画『ファルビークの四季』。
ひたすら田園風景が広がる、南仏の農業を営む
ある一家の物語です。
老いた両親を家長にした同居の三世代の日常、
そして、
それぞれの人生を追う素朴なお話なのですが、
よくある淡々とした場面の連続の流れは、なぜか目が離せない。
物語が進むほどに、呼吸は深まりやわらいで、
元々の「呼吸をする」とはどういうことかを思い出します。
続きを読む
August 23, 2009
ふつう
Sunshine Cleaning
クチコミを見る
「ふつう」であること、
って何だろう・・・
「幸せ」
の形って何だろう、形ってあるのかな・・・
って、ふと思う、
映画です。
「ふつう」であることも「幸せ」の形も
人の数だけあるものさ・・・
『サンシャイン・クリーニング』
当たり前や普通、って思っていることの想いのクリーニングにもどうぞ。
ストーリー諸々は、こちらへ
**
こちらへもどうぞ・・