つれづれなるままに・・・meteorologist, announcer, narrator, writer : miura mayumi Officical blog.

旅行

July 30, 2016

音....流れ

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聴こえるのは、

蝉しぐれと風の音。


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微かに混じる

流れの音を辿る、草いきれの小道を上る…

水の音になる、溢れ出る湧水に到る。。。


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あらゆるものの細胞潤おす、満たす…


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水の気浴びて、涼気

我が体の隅々に染み込ませる旅。


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天の真名井にて。


アメンボ、小さな蛇の日向ぼこ、クマ用でしょうか威嚇の銃の発砲音。
大自然と人がともに自然に寄り添い生きる地で、都会慣れしてしまった
自らを振り返る時間でした。

地元の女子中学生のこんにちわ、の挨拶の自然さが印象に残る。
通りすがりの旅行者とわかるのに、声がけされて驚いてしまう。
都会ずれしてしまった自分のその感覚がちょっとだけ寂しくなった。


*天の真名井:あめのまない。鳥取県米子市高井町。「真名井」とは神聖な井戸のこと。
その中でも最上級の敬称が「天の真名井」で、名に恥じぬ清らかな水は、
環境省の名水百選に指定。湧水量は日量2,500トン、生活用水、農業用水
などに広く活用。



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September 06, 2015

Scenary .... MoMA


”意外”な気がした。

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この感性の一面に。


「超越以上の理解しがたいナニモノかを想像する芸術家」

オノ・ヨーコさんの作品にはあまり馴染みはなかったのですが、
わたしの中で作り上げていただけのステレオタイプ、な彼女への印象が、
どこかで一部だけ崩れた作品でした。

自分の部屋に居るような、その感覚の近さにほっとしたオブジェ。
(はて、何に安堵を覚えたのでしょう?)

とはいえ、殆どはわが印象がそのものの抽象的かつ大胆な表現の作品群です。
シュールさ満ちる表現空間に身を浸しながらも、
ストレートに安堵と癒しを送ってくれた作品を見つけます。


imageそれは、とある女性との
交流を描いた散文形式の文字作品達。
(読むのに夢中になりましたので、
 写真は撮れませんでした。かわりと言っては
 何ですがMoMaショップにあったこの品を)

その一連の物語をどこか突き放したような目線で
淡々と描写しているものの、
その女への優しさという体温を感じる文章。

整った美しい日本語と清清しい筆跡は、
背筋を伸ばし
いつの時にも美しいヨーコさんの姿と重なります。

繰り返し読む時間がなかっただけに、
真綿にふっくり包み込んだような
柔らかな優しさ...
のような印象だけが残る作品。


いつかどこかでまた再会できるのでしょうか。


意外なことにMoMaとしては初のYokoさんの個展という
『Yoko Ono: One Woman Show, 1960-1971』(9月7日で終了)を
あとにして、閉館までの限られた時間で館内を走り回ります。

限られているならば、と
日本人アーティストを探しながらコンテンポラリーアートの部屋へ。

すると、いつかどこかで観たことがあるような作品も1枚見つけます。

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by 村上隆さん


imageそして....
もっとも再会したかった作品とは

残念ながら会えないまま・・・

ショップでの再会だけとなりました。

作品名は
『OH! MY GOD! I MISS YOU.』
by 奈良美智さん

まさにmiss you....
以外のなにものでもない。


閉館まで残り30分を切りつつも、
探しても見つからない...
なんとかコレクションの地で観たい!と
最後のあがきを試みます。

レセプションに問い合わせたところ、
ちょうど奈良さんの作品はすべて貸し出し中とのこと。
世界中にファンが多い彼の作品は
きっと世界中を旅しているのでしょう。

横浜でこの女の子と初対面した時のように。

....ということで、この心残りも
エネルギーにしながら、
次回は是非ここでこの作品と再会!
return to MoMAの予兆としましょう。

人であふれかえるMoMAは
ちょっと美術館らしくない。
まるでアトラクションプレイス
さながらの賑わいでしたが、
無料ともあれば致し方なしなのでしょう。
誰しも駆け足ながら著名な作品群に
触れて高揚している様子が印象的でした。

image 偶然にもOnoさんのMoMA初個展という
 希少な機会をも与えてくれた
 ”UNIQRO Free Friday Nights”に感謝しつつ...

 Japanese Powerまだまだ健在...
 も垣間みたMoMA再訪。

 再再訪のその時までの時間が短くありますように・・・
 次回は静かな時の中でゆるりと存分に....で参りますね。
 (待ってろよ....^_-)



MoMA デザインストアには、made in Japanの商品が多数販売されています。
 MUJIやら、あらこんな小さな文具・雑貨まで、とメジャー級から知る人ぞ知るの
 幅広い商品展開で繊細かつ手仕事の国・日本の優秀な製品が見つけられます。
 所変わればその素晴らしさへの気づきも変わる。マンハッタン訪問の際は是非
 立ち寄ってみてくださいね。

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July 21, 2015

Sceanary ... full of nature.


”呼吸しやすい街だ”.....

なぜこの街を選ぶのか、訪れるのか?

ふと問われた質問への、ふと口に出た答えでした。


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日本の初夏のような陽気のもとで

実る樹もあれば....



tree 2




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花咲きだす木々もあり。。。



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じっとそこに佇みたくなる

ほのかに香る花咲くものもあり。。。



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にぎやかな通り沿い(avenue)に垂直に配置するストリート沿いにならぶ住宅群、

小さな公園にも大きな公園にも水辺にも。。。。。

無数に生きている緑達。。。。



みずき



あたりまえの緑は、24時間軽い喧騒に包まれるこの街に

光合成効果をもたらしているのかも。。。。

気分落ち着く高さの天井をもつ建築物に囲まれて
見上げるほどの緑に気分もすきっとさせられるのかも・・・



なんてどれもあとづけの理由。。。。

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「....なんだか呼吸しやすいのよね。。。」

まだ深くは知らない街だけれどそう思う。

目に青葉、豊潤な自然と無数の民族達のエネルギーが集まる街に・・・・



さて、あなたの「呼吸しやすい場所」はどこですか?

母国以外にもそんなめぐり合いがあるかもよ。。。



(NYC旅編。。。。続く)



mak5 at 14:22|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

July 08, 2015

Scenary #10 ... wish

つれづれなるままにのNYC、最終日も徒然に時を過ごす。

が、気になっていたベーカリーに出掛ける。

地図で場所を調べたところ、googleにしてやられた模様。

しばし行っては戻りとさ迷い、いつものように道を尋ねつつ

勘に頼ってようやく辿り着く。


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名前の通りで見つけるには少し難しい…ARCADE bakery。

ビルの1階のアーケードにつましく店を構えている。

ランチタイムの時間にやっと到着。

うわさ通りに人が絶えない店先は、ほど良い間隔でさざ波が立つように集まる人。



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迷いつつ食欲が求めるがままの甘いパンを選ぶ。

北欧出身のオーナーの柔らかなイントネーションにほっとする。

スムースにやり取りしてちょっとまた良い気分のところで一口。


ふむ、美味い!

細やかさのある甘さは、日本人の味覚によく合うかもしれない。

レトロ×メルヘンチックな色彩のテイクアウト用袋にも心はくすぐられ

...............再訪決まり!




気の向くままに北上、賑わう五番街へ。THE Manhattanの中を闊歩しながら、

此処に居る事が自然な感覚。錯覚なのか、妄想なのかそれとも願望なのか。


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天気予報通りに起こった俄雨の雨宿りをする間、NY滞在最後の場所として、こころの指令に従う。

向かうのはBrooklyn bridge。

すっきりと晴れるのは昼間だけが夏場の特徴。、と観たNew Yorkらしい夕宵の空の締め。

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そういえば、日本では今宵は七夕。

まだ明るい薄曇りの宵に願う、イーストリバー上の空中で.....

”see you soon!, and let me live here...."



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..... as one of my hometwon.






****
 暮らす人々を観ていると、一見なんでもありの無秩序にも見える中にある
 気遣いや弱さや繊細さが、この街の多様性を創り出し、古き良き米国のイメージそのままに
 暮らさなくても良いというその魅力を創り出している気がした、あらためて。
 だからこの街を好きと思っていたのかもしれない、と再度確認。
 
 まだまだ続く、NYCの旅のお話。。。。。^^)


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July 03, 2015

Scenary #6... Space

ちょっと時空を超える場所にエクスカーション。


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Woman in the Moon....




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時間は遡る、けれど、永遠の意識に触れる。

それぞれの国のインディアン、アブオリジナル達の歴史をじっくり観ながら、魂に触れながら。



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遡り過ぎ?! image











楽しみにしていたRose center for earth ad spaceのプラネタリウムは、
ブラックホールの謎に迫る洗練された映像とナレーション。

ふーむ。仕事目線でみるとはなんとも勿体無かったかも。
エンタメの性格が強い英語MC の参考になりました!

公も私も、私に帰る空間、アメリカ自然史博物館。。。。長居しましたが、次なる空間に移動するエネルギーを補給。

そこでは想像外に、Japanと出逢うことになっていたのです。
それはまたのちほど。



❇︎上野の国立博物館の英語音声ガイドを利用された方はおいででしょうか?音声と翻訳のチェック担当は私でございます。。。





mak5 at 23:00|PermalinkComments(0)TrackBack(0)