冬泉
January 21, 2018
冬泉
冷たさと匂いが”そのもの冬”の土地から
夕焼け色がピンクに染まるいつもの街に戻る。
たった一泊の山ごもりは
1週間ぶりの帰宅であるような時の長さに感じられる。
温泉と、うたた寝&眠ると、空を観る。
ひたすらその繰り返しだけ。
寒さと風邪で疲れきっていたらしい心身には
その癒しの力が、
心身ともにの深い所までしみこむ
意識の中に隠れていた不要な反応力を掬い出す。
山の神と水の神の守護する地は
大自然の優しさと荒々しさを全て受け止める
ひたすら静かに、ひたすらしなやかさな柳の枝のように。
そこに立つだけで居るだけで
人は穏やかな、その場と同じだけのしなやかさで
人と言う生き物として在る。
24時間が1週間と同じ濃度で感じられたのは
外柔内剛....の土地のエネルギーに抱かれながら
”素の人”に回帰してたから...なのか。
地球のエネルギーの中で浮遊し、
次元のというものがない眠りに身を任せ、
宇宙の境界である空と溶けあう....。
心のままに、三歳児のように、邪気無く。
反応と循環...
思考する力は脇において過ごした小旅行で
浮かび上がったキーワード達である。
反応と循環、それはこれからの自と他を結ぶことに繋がるのでしょう。
脱力した心身から生まれる何か、はよりよきトラックに導いてくれるもの。
なんとなくだけれど。
そう思う。
旅の途中で遭遇したささやかな出来事がそれをすでに教えてくれていた。
ピンク色の夕刻は美しい、けれど、時空間として疲れやすいかもしれない。
捨てたくなったらいつでも捨てよう
この時空間を。。。
不自然さで溢れるその時空間でもうしばし
生き続けることになるだろう。けれど、
捨てる”だろう”ことを決められた分、
より逞しくこの不自然さの中で自然に暮らす過ごす力を得ることができたような。
雪景色に染まる前の気づきの旅...
ようやくの正月休み(気分)にて。
空に近い分、星の光は大きく、近かった....わ。
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mak5 at 21:05|Permalink│Comments(0)│