つれづれなるままに・・・meteorologist, announcer, narrator, writer : miura mayumi Officical blog.

ドラマ

October 04, 2017

真逆の中には… (ノブナガ、に会いに)



ひとりの人には幾つもの人格が備わっている。

これまでと真逆の人格とキャラで生きるのもありだわ.....

”変わる”が昨今のトレンドでもあるし。



つれづれにそんなことを思いながら足を運んだ

試写会・TVドラマ『父、ノブナガ』


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仕事場でも家庭でも存在感が薄い、万年平社員の小田一夫。

穏やかさは、優柔不断さゆえに備わった取り柄の一つらしい。



彼の人生では”あるある”なんだろうな…

ちょっとしたお間抜けさで起きた事件をきっかけに、

その人格は事あるごとに180度真逆のものに変わります。

現代でも人気者、稀代の武将・織田信長の憑依によって

豪気豪快と言われるノブナガ人格そのままに。


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(c)CBCテレビ             

一夫自身はもちろん、彼の妻と娘、職場の同僚達にも

当然のことながら困惑と混乱が起こります。

ですが、

彼の行動言動の変化は徐々に意識の変容を起こし、

周囲の人にもつられるように内的変化が起こり、

そして、その結末は・・・


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(c)CBCテレビ      


さすが、映画「超高速!参勤交代」でもお馴染みの脚本家・土橋章宏さんが描く世界です。

波状攻撃的に投げられる笑いのボールは

わがクス笑いのツボに入る一方で、不意打ちでほろっと涙のツボにもジャストミートする。

(笑って泣いてが忙しいではないか....)



物語の展開と笑いのスピード感をよそに、

戦国時代とも変わらないだろう佇まいで今もそこにある

”清流の国 ぎふ”という土地に、歴史・文化に流れる時間とのギャップ。

”....そうだ、岐阜に行こう...(未踏の地だもん)"

背景に広がる岐阜時間のゆるやかさに、魅せられるもする時間でした。


(c)CBCテレビ
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  ひとりの人には
  幾つもの人格が備わっている。

  普段と真逆の人格とキャラに
  本来の”伸びやかな私”がいるのかも...







すでに秋のセンチメンタルに侵食されたのか、私?

迷路に入りがちだったこの頃の私が

受け取ったのはこのメッセージでした。


nobunaga頂戴したグッズには隠し薬玉の食欲の秋。

田辺画伯*作キャラクター「ノブナガ?」焼印入り

特性どら焼きにも甘やかされて、さらに自分を取り戻す。

芸術と食欲の秋本番!を告げてくれた『父、ノブナガ』


放送は10月7日(土)午後2時〜の2時間
(CBCテレビ製作/TBS系全国ネット)



”秋の昼下がりは気分も爽快、

ゆえにわがウォーキングタイムには絶好の時間である。


ならば、録画”という文明の利器を使って

夜長の秋にもう一度観るもあり、

もう一度大爆笑しながら”自分回復”もありなのでR。
(あれ?この口調、誰だ?)



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☆つぶやき...(裏話)
 役者としてだけではない、田辺画伯としても巷で名高い
 田辺誠一さんに御会いできることも愉しみの1つとして出かけました。

 記者会見で語られる現場のエピソード、そして、俳優としての姿を拝見することで、
 テレビで視聴するだけ、以上の感慨が生まれます。

 主演の田辺さんのクリスタルな澄んだ瞳に心を射られ、
 妻役・森口瑤子さんの凛とした美と佇まいに背筋は伸び、
 娘役・若手の染野有来さんの鮮度高い可愛さに微笑みながら、
 登場人物としての、1人の俳優としての、それぞれの存在のコントラストを
 同時に感じ取りながらの試写は役得の極み。
 試写の場に居られたことは「恐悦至極に存じます」でした。


 私事、ご覧の通りのマルチタスク的仕事人生
  (何屋なの?とよく尋ねられます。。。今回はアナウンサー&ライターとしての仕事)
 ですものの、それぞれの職務にワタクシ芸有り。
 彩り豊かなこの芸人・わたしを素直に表現していくこと、
 それに遠慮不要であることでこそ、お人の役にも立てている。
 そんなホントのことも確かめさせて貰った、笑いと涙と激励!の70分でもありました。

 皆様も、あなたにとってのメッセを、番組から感じて頂ければ幸いです。

 .観てくださいね(←一番伝えたいことだったの!)。

mak5 at 19:00|PermalinkComments(0)