スイーツ
October 13, 2015
円。
”絶妙・絶品”....
”うゎっ....” と、思わずの小声が出そうになった。
ほどよさをほんのちょっぴりとだけ超えているがゆえの
絶妙なしっとり感とふんわり感。
メイプルシロップと南瓜のフィリングと生クリームが
淡白さと濃厚さが嫌み無い甘さでマリアージュしながら
口中でゆったり溶けて行く。
懐かしい、のに新しい、味とほのかな薫り。
ロールケーキに目がない....かもの好きさ加減である。
それゆえに、至極のそれに遭遇した至福感のほうにも驚いた。
円い切り口に感じる哀愁は、いつの時の記憶から来ているのやら。
手作りとは思えなほどに、完璧に均整のとれた楕円形にしばし見とれてしまう。
薄く流れるジャズソング....、
大好きな彼女の声である。
と、昔ながらの木枠の窓ガラスをカタカタとうっすら叩く風の音。
スロースピードで時が流れる空間で、
美味過ぎる...
と、静かに興奮してしまう一口一口を丁寧に味わう。
見渡せば、欄間は小鳥達の止まり木になり、
飾り棚の頂上には福助さんが鎮座していたり...
まだ若いパテシエ店主の遊び心と気遣いが見え隠れするインテリア。
...at home...的な ^ ^)
またひとつ
my third placeをみつけた感じ。
時の流れも、風の音も光りも季節のうつろいも
自然のあるがままに感じて身を任せていられる....
”自然”が足りてないかも...の時には、
この居場所に、
また風の音を聴きに参りましょ....。
至福の甘さがともに待っていてくれる
my sweet third placeに。。。