つれづれなるままに・・・meteorologist, announcer, narrator, writer : miura mayumi Officical blog.

心もよう

February 14, 2019

バレンタインデー


IMG_3198



日差し

隠して

冷えて

冷え切る

昼空

明けて

夕の陽

紅色の雲で

温もりを差す...

つかの間の

温か色

バレンタインの気持ち

空から

受け取る日。









*バレンタインデー:皇帝クラウディウス二世にそむいたバレンタインが、 西暦270年に
          処刑された日。皇帝に結婚を禁じられた兵士たち に同情し、
          バレンタインは秘密裏に結婚させたという。後にこの 日は
          愛の日とされ恋人たちが贈り物やカードを交換するようになった。
          春の季語。





☆つぶやき...
 女子高生数人が誰かを待つように立ち話をしいた夕暮れ時。手元には小さな紙袋。
 想像では色んな状況が浮かぶけれど、遠い記憶となったあの頃のときめきを思い出す。
 本命なんとかは...あの時だけだったかもしれないわ....
 と定かではないくらいに薄れかすれて(?)てしまった記憶だけれど 笑。




もみじ毎日の天気予報・つぶやき・空フォトは

こちらへ → fb 毎日更新 











 

mak5 at 20:28|PermalinkComments(0)

February 13, 2019

余寒

IMG_3178



残る

寒さの地から

残る

厳寒の地に...

6千マイル

離れて

極地の寒さの

リレーする....


keep warm・・・


温もりの

挨拶に

逆転する

昼夜それぞれ

ぬくもる日。








*余寒:寒が明けてからもなお残る寒さ。春の兆しはそれとなくあるが、まだ寒さは続く。
    春の季語。








☆つぶやき...
 日本も寒いけれど、アメリカ大陸も周期的に極端な寒さに見舞われているようですね。
 風邪をひきそう...そんな兆しがあってきゅっと気を引き締める。
 来週から寒さは徐々に緩むとはいっても、私的には「寒い!」範囲の気温。
 体調管理の薬ともなる味噌汁と湯たんぽのお世話になる季節は、しばし続く。
 








もみじ毎日の天気予報・つぶやき・空フォトは

こちらへ → fb 毎日更新 











mak5 at 20:43|PermalinkComments(0)

February 02, 2019

触れる... 雅楽


毎朝、神社にお参りしていた頃、ときどき遭遇していた朝の神事。

巫女の舞と雅楽が心にも染み込んだ、おごそかな気持ちで始まる一日が好きでした。


IMG_3031



本格的な鑑賞は初めての雅楽。

通りすがりでしかご縁のなかったこの日本の伝統芸能の一つを

じっくり堪能する時間は、

古きを訪ね、新しい心と目の扉を開くものでした。



IMG_3033




心の深いところにもアクセスするようなゆるい旋律と空気の流れに従うような緩やかな舞。

鑑賞中はきっと眠ってしまうに違いない、

そんな先入観と初体験だからの緊張感をもって席に着くうちに、まずはトークで幕が上がります。



雅楽初心者にも理解し易い楽長による解説は、

クラシックコンサートでもおなじみのトークを挟んだスタイルです。

ソフトで軽妙洒脱な語りゆえに

緊張感はよりほぐれ、知識を得られた安心感とともに鑑賞へとすんなり導かれます。



演奏の変化や衣装、舞の様式が表現するそれぞれの意味合い

...いずれもきょうの演目のための説明なのですが、咀嚼しながら聞いているうちに、

雅楽が受け継がれ育まれてきた歴史の長さとこの表現の深さに思いが至ります。

この未知なる伝統芸能に、こころの中で深く敬意を表しながら。






世界最古のオーケーストラとも称される雅楽は、

中国や朝鮮半島などアジア大陸の諸国からもたらされた音楽や舞に、

上代以前から伝わる音楽や舞が融合されて日本化した芸術です。

日本の雅楽の元は奈良時代まで遡り、概ねの形式を10世紀頃に整えられて以来

現在にも伝承されている....とのこと。



東京楽所(がくそ)の皆さんによる「奉祝の雅楽」と題した定期公演は、

管弦(楽器演奏のみの雅楽)と舞楽(舞いを伴う雅楽)の二部構成。



舞台がはじまると、トークの時間とは一転、厳かさな時空に変わります。

穏やかな高音と緩やかな旋律、そして舞の動きにはやはりまどろみさえ覚えましたが、

予想に反して眠ることはありません。



まぶたを閉じながら聴く音は強く柔らかに右脳、そして、細胞に染み渡り、

重厚、かつ、和と東洋混合の彩りの重ね衣を纏う呼吸するような舞に

からだのこわばりが解きほぐされるよう。

華やかさを伴う美は、高揚と鎮静という両極に触れがちな心を中和させ癒しの力を持つのか...

そんな体感が内奥に生まれます。




「奉祝の雅楽」のタイトルの通り、演奏と舞には

まもなく退位をお迎えになる平成天皇、そして、皇位を継承され次の時代を担う新天皇の

おふたりに贈るお祝いも込められているといいます。




「祝福の氣」が込められた時空間で、

聴衆者それぞれも祝氣の恩恵を受け取る。


宇宙遊泳はこんな感覚なのだろうか...

無重力中かはたまた水上に浮かんでいるように、

五感はひたすら心地よさに満たされる。




舞人が舞台を去り、そして、楽人が舞台から去り、雅楽の時間そのものが終わる。

残るのは気配、温もりと薄い重量感を持った清らかな気配でした。

はるか彼方の昔、雅楽の持つ歴史の中では戦国時代の武将達にも

”調え”の力あるこの音や舞は、心の薬となっていたのでしょうか。




触れるには入り口は狭く特別な芸能に見える雅楽ですものの、

「黒田節」の原曲は雅楽の中で最もポピュラーである『越天楽(えてんらく)』、

また、縁の深い大相撲では、行事は楽人、千秋楽は舞楽の舞の名前、

櫓太鼓は鞨鼓(かっこ)の音と

現代人でも馴染みある形で私たちの目に耳に触れることができています。




ともすれば美というものを忘れ、姿も心もかき乱して働き、

時間や他人が作り出した価値を追いかけ過ぎる現代人にこそ必要な芸能かもしれないな...。

余韻に浸りながら帰る道すがらに浮かんだ心のつぶやきです。


雅楽に限らず、ひとつの国に脈々と受け継がれている芸能には、

そこで生まれ育った現代人が、現代の個々人が忘却しがちである

活きるための源泉の力に帰還させてくれるエネルギーを持つものなのかもしれません。




ひょんなことから頂戴した伝統という古きを訪ねる有難き時間。

冬眠しがちだった私の心と目の次の扉を開いてくれた

春とおからじ...春までカウントダウン午後にて。








*東京楽所:
 1977年宮内庁式部職楽部のメンバーを主体に創設され、
 芸術音楽としての高い芸術性を備える国内最大の雅楽団体。
 78年以来、国内の数多くの雅楽公演に参加、高い評価を得る。

mak5 at 13:29|PermalinkComments(0)

January 31, 2019

萌月晦日

IMG_1278


初日の

神々しさに

始まり

雪待ちの

ほの明るい

曇り空で

終わりゆく...

萌月晦日、

ひとつの季節分ほどの

濃密さで

流れる日々に

感謝

送る日。





*萌月:もゆつき。旧暦1月の異称。草木が萌える(芽を出す・芽ぐ)から由来する。





☆つぶやき...
 体調は芳しくない日々がほとんどでしたものの、輪郭がくっきりとした喜怒哀楽を
 満遍なく味わう2019年最初のひと月。2月はまずは自分に、そして、周囲にも
 喜び事であふれますように!
 *来たる春への願いをこめてきょうはこの写真に^^)

 (きのうの事件は、かなりの不幸中の幸いだったらしい...
  皆様もタブレット類の強靭さにはお気をつけて)






もみじ毎日の天気予報・つぶやき・空フォトは

こちらへ → fb 毎日更新 









 


mak5 at 19:43|PermalinkComments(0)

January 29, 2019

寒晒

IMG_2981


ひかりも

風も

何もかも

ひたすら

透明すぎる

一日に

こころも

露わにされて

自身に

戸惑う...

満天の

冬晴れ

万物の表裏

昼夜に

さらす日。






*寒晒:かんざらし。穀物などを粉にして水に漬けた後、陰干しをして寒気に晒すこと。
    水に漬けるのは不純物を除去するためであり、寒い時季に行うのは雑菌の繁殖を
    防ぐためでもある。冬の季語。





☆つぶやき...
 もともと不得手と思っている事を続けているうちに、それは得手である、
 とわかる瞬間があります。この得手だけれど不得手な事を続けなければならないのだ、
 と思えた日。そのための日だったのか、きょうという日と出会いは...。






もみじ毎日の天気予報・つぶやき・空フォトは

こちらへ → fb 毎日更新 









 

mak5 at 20:35|PermalinkComments(0)