つれづれなるままに・・・meteorologist, announcer, narrator, writer : miura mayumi Officical blog.

January 09, 2019

wabi sabi....閑寂

いつもとは違う...何かを体験すること。


つれづれなるままにで、連れのおすすめに導かれての鎌倉散歩は、

冬日和のぬくもりにも導かれて、気分もヨイヨイの小旅行。



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新年の参拝客でまだ賑わう大通りからはずれて、いつもは訪れない方向に歩く先に待つのは、

竹の寺と呼ばれ親しまれている『報国寺』。


山門から歩いてほどなくすると迎えてくれる大銀杏。

冬木となってなお黄金色に輝く姿と樹下で微笑む仏像に見とれてしまう...。

なんて麗しい日溜まりでしょう。



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本堂のお庭に入ると、まっすぐと空を覆うほどに伸びた竹林。

少しひんやりするも全てを洗い浄めた気と音なき静寂の音に満ちています。


誰しもがヒロインになれそうな竹林に佇みながら聴くのは、

訪れる人々の穏やかなざわめきの奥でも、不変に流れる閑寂の音。

凛としていることとは....を体感しながら背筋が自然に伸びてきます。




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120年に一度と言われる花の開花、生命力に溢れた伸長の速さなどなど

生態はいまだ謎が多いという神秘の植物でもある竹。


何者にも侵されない竹林の放つ気。

その清澄な気を浴びながら「休耕庵」にて抹茶で一服。

報国寺開山が修行していたというこの庵から庭を眺める

時知らずの時空間に在るでしょうか、

友との語らいの中にはこれまでの話したことのない

一段深い話が自然に口にでてきます。

ほぐれる心とともに、おしゃべりもほぐれる。


...御抹茶の渋みはおとなしめ、干菓子の上品な甘味もよく合うわ...。



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つれづれなるままに...が、目の前に吉兆を見せてくれる。

昨年末から続いている喜び事です。

つれづれなるきょうも友と私のふたりの目の前にはいくつものラッキーサインが現れます。



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中庭では、じっと日向ぼっこでしょうか、一羽のアオサギが微動だにせず羽を休めています。

アオサギは、一説にはギリシャ神話ではアテナやアフロディーテなどの神の使い、

東洋とエジプトの神話においては、太陽の象徴とされることが多いとか。

そして、庭を囲む切り立った岩上に生い茂る樹木に見えるのはいくつかのヤドリギ。

半寄生植物ながら、欧米では古くから良いことがある兆しとされていて

吉兆長寿のシンボルとされているらしい。




新しい散歩道と場所をあとにして、引き続きのつれづれなるままに向かう先は

いつもの定番の湘南の海、長谷の浜。

少しジャンクな風波はいつもの波で、ここのいつもらしさにほっとする。



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つれづれなるままに、いつもと違うと同じを二つぶで無数に美味しい、

を味わいながらの鎌倉散歩。

山と海の気、癒しと浄化のパワー...

ひとの日々の営みの源からエネルギーを頂戴しながら心身調整のような一日。

日々是徒然は日々是好日へと導く。



いつもとは違う、をちょっぴり多めの配分でを意識しながら選んでみること。

新しき体験をもいとわないこの年を、ひそかに誓う小旅行、冬日和にて。










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...そういえば「かぐや姫」とあだ名をつけられていた頃もあったわね。。。




























mak5 at 19:27|PermalinkComments(0)

December 09, 2018

Winter Ver. ...(cafe)



好きな席を選べる贅沢のおかげで、いつもの席をひとりじめする。

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一年の終わりが近づいてくることを知らせる

小さな模様替え達が、空間と食器、料理にあふれていた。

とても控えめに、さりげなく、自然に。



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しゃきしゃきと鮮度高い音で食む野菜たちはいつもと変わらない、四季を通して。

旬通りの葉物、根菜が持つうっすらとした甘みが美味しい、いつもと変わらず。

たっぷり細やかに刻まれ溶け込んだ野菜とムング豆のスープも美味しい(最適語にて失礼)。

黄色のビタミンカラー通りに、おなかの中もすっきり明るいエネルギーで満ちる感じ。


まだ独り占めの空間で、ゆっくり噛みながら味わいながら黙々と食事をできること。

いくつも重なる贅沢で、久しぶりの訪問には何倍もの満足で心も満腹になる。



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締めはいつも通りのロッシェ。本日はトマト風味。

トマトの赤は....そう、クリスマスカラー。

おしゃれな組み合わせだわ(語彙不足にて失礼)...小さな愛らしい遊びも相変わらずで。


遅いランチでやってきた女性グループのおしゃべりは、もう一つのBGM。

一気に華やいだ空間ながら、私は私、ののんびり時間を過ごして時は過ぎていく。



シェフは思い出してくれただろうか、こんな客がい度々訪れていることを。

会計時にはいつも通りに感想を伝えるのだけれど、きょうはさりげなくリクエスト。

こっそり作ったサンドイッチ、

自家製パン(ハイジの白パン風)に挟んだサイドディッシュのフリッタータとの

サンドイッチはそれぞれの味が絶妙に調和して、新しい美味しさを作り出している。

それはどちらも丁寧に作られた一品ゆえのマリアージュなのである。


シェフも実は、いつかは供したいと思っているサンドイッチであるとのこと。


きょうは冬・クリスマスバージョンで彩られている。

フリッタータ・サンドイッチがメニューに加わるとき、どの季節へと移ろっているのだろう。


どんな季節でも良い、楽しみである、次の訪問も。



「...あ、あの時の・・・」で、会話は始まるだろうから。




ごちそうさまでした。

**
Y'cafe(ユカフェ) :神奈川県鎌倉市坂ノ下24-20
         http://ycafe-kamakura.com






日が短くなっていることをまざと感じる。
カフェに行く前後で降りた浜辺で見る太陽は、2時間ほどで40度位の傾き...
穏やかな冬の海だったわ。


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mak5 at 12:41|PermalinkComments(0)

November 14, 2018

ひとりじめ... ( cafe )


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至極の幸せ...

この空間を”ひとりじめ”。


しかも、店で一番好みの席で。


濃い飴色とオレンジ色の採光に包まれながら

味わう漆黒の苦味とフルボディーの芳香の珈琲...を

飲みながら

空間の一部の私も含めて

自分がまるごと至福の存在になる...




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絶品の名物チーズトーストを添えて

少し冷えたからだにはエネルギーチャージ。




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聴こえるのは、ゆるく流れるJAZZと私が立てるカップの微音だけ...

階下のカウンターで淹れる珈琲の香りが

甘く渋くこのずっとひとりじめ...の時空間にも漂う、包みこむ。

時知らずの空間だ...

このままでほんとうに時が止まって...とさえ願う。



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帰ってくるたびに必ず帰るこのお店...宮越屋珈琲・本店(円山坂下)

なぜか好きなんだな、この店舗が一番。


バリスタはきょうも女性のあの方....

瞳が微笑むポーカーフェースで一礼する姿に思い出す

そう去年の彼女、バリスタと同じだわ...。


迫っている帰りの時間を気にしながらも、

銀杏の黄金色絨毯に初冬の姿を見つけ

散り際の美を貪るように目に焼き付ける...

北緯45度の街の美しさだ...。


この街に帰るとちょっぴり変わる、いや、表情も心の中心線も源に戻る。

間違って自撮りモードで覗くカメラの手元に映る表情は”素”だった。

自分のことながら、自分らしさにほっとする素顔だ 笑。



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...ポールポジション的...。


大好きな店で最高の席、そして、好きな季節と街...を

ひとりじめしながら過ごす時間。

やっぱりここ...居場所のような場所のひとりじめ。


旅の終わりに最高のプレゼントを受け取る....北国の午後。








mak5 at 19:09|PermalinkComments(0)

November 13, 2018

霜降月

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雲と雲の

合間に

光と雨と

青と灰色

くるくる

交わる…

時雨れる

空に

傘持つ

手も

たゆたう…

一足早い

冬に

慣れて忘れた

遠い記憶

呼び覚ます日。





霜降月:11月の異称。霜月。冬の季語。



☆つぶやき…
一年ぶりと十数年ぶりのそれぞれの再会に恵まれたこのたびの旅。
会いたいと思う人達に、会いたいタイミングで会えたことが嬉しさを倍増する。
時間が経ってもそれぞれが美しく齢を重ねていることに、刺激されつつ
次の再会をすでに楽しみにする旅にて。札幌で暮らすことが出来たことは
この反省で大きな意味があったのだと、確かめる旅でもあり。




mak5 at 21:47|PermalinkComments(0)

November 12, 2018

紅葉衣

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朝陽

昼陽

穏やかに降る…

ひんやりの

冬の気

軽く肌に触れる…

もみじ色に

染まる空の下、

赤、黄、橙、緑…

暖か色の

十二単

纏う

こころも

爽やかに

晴れる日。





*紅葉衣:襲の色目の一つ。表は紅か赤、裏は濃蘇芳か青または濃い赤。秋の季語。





☆つぶやき…
広大な学び舎の自然の中を歩きながら、学生に戻りたいと湧き上がる思い。
長らくの淡い願いの一つでもあることを思い出す。
澄んだ静かさの中では素直な願いが、邪気なく浮かんでくる。。。



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mak5 at 21:13|PermalinkComments(0)