June 12, 2018
“晴れても降っても....無料、ミュージアムマイルフェスティバルへどうぞ”
キャッチコピーにニンマリした。
今日もサラサラの気持ち良い日和。
セントラル・パークのたわわの緑からも吹き抜ける夕方の風はなおさら心地よい。。
地面に落書き。。。心置きなく。
虹の橋やLOVEやハート…が溢れている。
はしゃぐこども達を見守りながら大人達は一緒に描きたい気持ちをぐっと我慢…
は、私だけかなぁ。。。
Museum mile…Central Parkの東沿い・5番街82〜105ストリートはそう呼ばれる。
道沿いにはメトロポリタンミュージアムを始め、いくつもの美術館が建ち並ぶ
この街の一大アートエリアである。
今宵はストリート沿いの美術館の無料開放日。
歩行者天国ともなったストリートは、年に一度だけ
こうしてのんびり気ままにど真ん中を歩けるのだろう。
道端では、アーティス達が歌にペインティングの実演にと、自由にパフォーマンスを披露する。
夕方ランのランナー達はいつもと変わらず、パークのランエリアで汗を流している。
夕日をクルクルと遮る数多のシルエットが綺麗だわ。
今年2度目のManhattanHenge:Fullを迎えようとしている夕陽も、美しい。。。
夕日をクルクルと遮る数多のシルエットが綺麗だわ。
今年2度目のManhattanHenge:Fullを迎えようとしている夕陽も、美しい。。。
どちらの美術館も長蛇の列、ということで浮気は禁物。
本日のメインイベントが待つMETに向かう。
一番のお目当ては豪華絢爛のファッション達。
その前に、美術館前で遭遇するこどもの飾りなんて一切なしの無邪気さに心をキュッと掴まれる。
飾っても飾らなくても美しいものは美しい。。。
日常と人生と自らの中にも美は溢れている。
そここで見つける溢れる美の美に微笑む、
ミュージアムマイル、のんびり散歩の夕刻にて。
**
ミュージアムマイルの美術館群をはじめに、ニューヨークエリアには数多の
アートに関わる施設や機関が存在する。これだけの芸術品を保持するために、
そして、未来に向けた人材を育成するために、その数に比例する雇用も
生み出されていることでしょう。それも官民および個人の手厚い支援が
背景にあることは明白なこと。科学と同様、芸術にも保護と育成は
その国の土地の智や文化の継承と発展につながる。振り返って私の母国の
有り様はどうであろう。。。国や地方レベルの支援削減などネガティブな
側面しか伝わってこない...科学も芸術も人のインスピレーション、
目に見えない根原から発し、形になるものである。目に見ないものへの投資...
その賢明な視点をなぜ持てないのだろうか....まだ歴史浅いこの大陸の
創造物と創造力が生み出した豊かさを見て思う、こと。
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Museum mile festival
毎年6月の第二火曜日の午後6〜9時から開催。
1979年に、メンバーの博物館の認識を増し
また、ニューヨーク市を芸術の面で支援を
促進するために始まった。