つれづれなるままに・・・meteorologist, announcer, narrator, writer : miura mayumi Officical blog.
いつもの...(カフェ)いつもの...(Friday free night..)

May 10, 2018


思い立ったが吉日。


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小雨上がりで風がまた少し入れ替わった空気は一段と清々しい。

ロングウォーキングには絶好の午後。

きのうの繚乱の赤いポピーの壁画が記憶に残っていたのか?

思い浮かぶは、そうだ、彼女のお店に出かけよう...!

このところのNY旅が縁で出会えたフローリストのお城に。



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モノトーンのビルの一角にある、小さな花屋である。

ガラス越しに広がるのは濃い緑と暖色系の淡い天然色。

それは実際に会う前に幾度となくやりとりしたメールを通して感じていた

彼女の印象そのまま。

店内に一歩入ると

ふんわり温和な球体の中心に凛とした一筋の力が柔らかに息づいている。

生花やドライフラワー達からの吐息も聞こえそうな空間が広がっていた。

....長居してしまいそう....

この居心地の良さは...何?





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奇しくも、彼女にはNYで久方ぶりに会う別の客人を迎えてたようで

出直し後のつかの間のご挨拶だったけれど、これまた幸い。

次の訪問はゆっくりのランチを約束する。



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webを通して見ていたお店の印象以上に、私好みだった。

控えめな華やかさは、彼女のアレンジを求める人々にも同じものが備わっているのだろう...

なんて想像しながら、和とちょっぴり英国テイストの織り込まれてた


”HANATO”

をあとにする。




アーティスト達が集まるのと同時に、

住宅街としての人気も高まるせいか高層アパートの建設ラッシュのこのエリアは

魅力的なレストラン、ショップもやはり集まる。

芸術と美と美味は人を永遠に魅せるものなのだろう...。

Williamsburg。

あらためて歩いてみると、気になっていたカフェやレストランを次々と発見。

地図や雑誌とにらめっこして空想するよりも、

歩いて確かめるそれぞれは、立体感に匂いをプラスして記憶に刻まれる。



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きょうもまだまぶしい、夕刻のはずの空を仰ぎながらの街歩きは

同じ道でも、往路で見落としていた何かを帰路で発見する。

人も同じかもしれない。

同じ人の中にある色や香りには、会うたびに微妙微差であらたな気づきがある。

他人だけじゃない、自分という人にも...である。


この数年の間の、この街への何度かの旅。

わたしの中にあるカラフルな自分をこの度の旅でできうる限り

確かめて抱きしめてあげよう..

爽快な陽気の中で軽く濃く想う、

思い立ったが吉日の気づきの日にて。




**HANATO
  240 Kent Ave#1
  Brooklyn, NY 11211



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 *出直し待ちのカフェは....
  DEPANNEUR (WILLIAMSBURG)
  仏語のDepanneur(困難から救う)=
  コーナーストア/コンビニ由来の店名とか。
  通りすがりの飛び込みで入った店でしたが、
  サンドイッチが評判らしい...
  コーヒーは酸味の強いアメリカンでした
  ...mmm。


  242 Wythe Ave (corner of North 3rd St)
  Brooklyn, New York 11249
  OEPN Everyday - 7am - 8:30pm

mak5 at 22:30│Comments(0) 心もよう | 

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