つれづれなるままに・・・meteorologist, announcer, narrator, writer : miura mayumi Officical blog.
Love ... In NY. Beautiful Sunday... in NY.

April 22, 2017

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25,000歩。

雨の中を、寄り道と珈琲時間を時折入れながら、
半年ぶりに訪れる好みのショップが並ぶ通りに向けて長い散歩にでかける。


何件かは閉店したらしい、暗い店内と玄関扉には『FOR RENT』の看板が掛る。
回転が速いなあ... より賑やかなストリートに移転していますように。。。


中でもとりわけ好みの雑貨屋は健在。少人数の客が程よい間隔でにぎわいの波を作る。
大好きな地球儀たちがそここで待ち受ける空間では、
ついつい長居するアストロジーとコスモトロジーをテーマに据えたコレクションが、
色合いのセンスもしっくりときて心がくすぐられる。

今日のデイスプレイは、入り口から心が掴まれた。


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そこはかとなく古紙の匂いが漂いそうな、少しばかりアンティークな地球儀が出迎える。



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...と、真鍮製の世界地図。
持ち帰りたい衝動に、ストップをかける重さかな・・・。


ふるさと弘前から東に向かって太平洋を横断。
その先の同じ緯度付近にあるのはここニューヨーク。

とりわけブルックリンになぜか感じる懐かしさ。
この街の少し鈍た空気の質感はふるさとのものに似ている。
と、今更ながらの気づきに、はっとするやら、感動するやら。
薄く降る雨の程よい湿気で心も瞳も軽く潤んでしまう。



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なつかしい・・・といえば、この自転車のせいもあるのかも。

ブルーのレンタルバイクは今住む何番目かのふるさとになるだろう街の自転車と同じだ。


帰国するたびにすぐさま次の訪問を考えていたこの街のこと。

懐かしさ。。それだったのだろう、そのわけは。


見慣れた煉瓦造りの建物も、人種と文化は多様ながら町人達が放つ雰囲気も
津軽の城下町で過ごした記憶の心象風景と似ている。

寂しさをどこかしら含んだこの街と我が街の脈動のペースが呼応している…

訪れるごとにさらに訪れたくなる、時をここで刻んでみたくなる。

その理由をみつけるのにふさわしい…

歩き疲れも忘れさせる
4月、桜流しの雨の中にて。




☆Fuji。今では北米でもお馴染みのリンゴの品種、ふじリンゴ。通称トレジョ. Trader Joseの店内で、
イタリア系の親子がfuji、fuji!とその名を連呼しながら探し求めていました。愛らしい発音で。
弘前産ふじ、を食べてもらいたいわ… サイズとその甘さとジューシーさにどんな反応を
してくれるのだろう... 本場でいつか御賞味頂けますように^_^

mak5 at 22:30│Comments(0)TrackBack(0) 心もよう | 

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