つれづれなるままに・・・meteorologist, announcer, narrator, writer : miura mayumi Officical blog.

January 02, 2016

縁というものでしょうか。

友人に勧められ訪れた教会に飾られたクリスマスツリー。
オーナメントは、舞う雪と見紛う純白の折り鶴達...。


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"Peace Tree"

千羽の折り鶴達は、幾千もの時空を越えた平和の象徴。

その由来は、日本人の童女、Sasaki Sadakoさんにありました。
広島原爆投下時の被爆者。2歳で被爆、12歳でその人生を終えています。

死の直前のひと月前に折り始めた千羽の鶴。
どこかで余命を知りつつ、より長く生きられることを
鶴の一折り一折りに込める女の子の心に去来したのは
どんな心風景だったのでしょう。
希望という名の祈り、今ここに在る喜び、だったのでしょうか。

祈り半ばにして天に召された彼女の想いは
友達にバトンタッチされ千羽鶴は完成しています。
想いの満願。。。

その後今に至る過程で、
Sadakoの千羽鶴は"万世の平和"を願う意思表示の一つとなり、
世界平和の祈りの活動として、国境を越えて静かに広まり続けています。

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このセント・ジョン・ザ・ディヴァイン大聖堂(Cathedral of St. John the Divine、公式には Cathedral Church of Saint John)でPeace Treeがはじまったのは1980年代半ばからと言います。
広島の平和記念、911追悼を受けて、あらゆる戦いと闘いに対する平和への想い。
約30年経った今もクリスマスの世界平和の祈りには、なくてはならない存在になっています。



NYでだからこそ出会えただろう2人の新しき友人達。
今回たまたまそれぞれとお喋りした直後に、このツリーに出逢いました。
Sadakoさんのお話と深く関わる二人であったとはなんとも奇遇です。

偶然は必然とも言うものの、友人達を介して
peace treeに結び付けられたのも何かのご縁なのでしょうか。

いのり、願う…ことではその終焉は

結願、

成就しているけれど、

われわれヒトの行動としては果てなく繰り返される
破壊力ある武器を用いた多様なカタチでの戦い。。。

人類が弄ばれている原子力、その力には形式、お題目はなんであれ
日常レベルにおいても平和のための利用にはなりえません。
直近の過去からの体験から一考の余地なく、捨てる選択を。。。
個人的には改めて意識させてももらった、ツリーとの出会いです。

『鶴は千年亀は万年。。。』
日本の縁起物、めでたき事の象徴で祝うこの時間に、
皆様は何を願っておいででしょう。

ホリデーシーズン.....全てのモノタチに内にある慈愛を感じる、観る
一年のうちで最高に好きな時間に出逢えたこの物語。

一見、まだバランスが取れているかにみえるいまこの時代だからこそ、
内側で動くものがありましたら、想いというものを今一度しっかり
感じ取ってあげてみていただければ…… と思います。



THE CATHEDRAL CHURCH OFSAINT JOHN THE DIVINE
1047 Amsterdam Avenue at 112th Street
New York, NY 10025

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ご縁をくれたお二人 と関連作品は…

川口雅代さん(ジャーナリスト・NY在住)
『折り鶴の絆』テレメンタリー2015
(インタビュー、コーディネート担当。
広島ホームテレビ制作)

ErikoHondaさん(美術家・NY在住)

絵本『サダコの折り鶴』
(pdfでも読むことが出来ます)



お勧めです。正月休み明け後の疲れも癒されますよ。。。。
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mak5 at 22:11│Comments(0)TrackBack(0)  | つぶやき

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