つれづれなるままに・・・meteorologist, announcer, narrator, writer : miura mayumi Officical blog.
仲の春春隣

February 12, 2015

  

  大人の心音のミュージカル...

  だわ・・・。


  自分のため、恋人とのため....だけに
  歌っていたはずの歌声が、

  あるひとつの出逢いで
  あらゆる人とのえにしや、出会う人々の関係を
  いつしか修復していく・・・。

  街角に埋もれそうになっていた
  音楽のあらゆる才能が結びついて
  爽快なキセキを起こしていきます。

  それぞれの人が奏でる音、声、そして、心が
  オーケストレイトされて
  それぞれが自らの人生の中心に還って行く。
  そんなイメージのラブストーリー。

  create....創る、ことってやっぱりいいな...
  
  音も、芝居も、人生も創り方と源は同じ。
  
  創るための
  ”一番大切なエッセンス”が
  登場人物のひとりひとりのつぶやきから聴こえて来るお話です。


  ギター1本だけの歌に
  色んな楽器がイメージの中で
  編集されていく場面には最高にドキドキした。。。

  いつものように日常の呼吸と同じくらいの自然さで
  助演を務める
  キャサリン・キーナーの存在感に心を奪われつつ、

  甘いけれど甘すぎず(soooo sweet, not too much...)で
  ちょうど良い塩梅の歌声の
  主演のキーナ・ライトレイの『Lost star』に
  忘れかけている乙女心を呼び起こされます。


  ”BEGIN AGAIN”.... something.


  観ている人の数だけの "sometning"が
  それぞれの登場人物、NYCの街角のワンシーンやその街を行き交う人々に
  見つけられることでしょう。

  BEGIN AGAIN...
  個人的には
  何度目かのagainになる私の”それ”について、
  タイムリーに背中を押してくれる作品になったような。
  
  次に観るときには
  ”それ”をクリアして
  
  begin new....
  次なる”それ”を初めている時でしょう...
  ヒロインのグレイ(K.ライトレイ)と同じように。。。


**

『ONCE』のジョン・カーニー監督の新作。
 前作の鈍色のダブリンの街と目で語る物語の
 余韻がいまだ残っていること、そして、
 大好きなNYCが舞台ということにも惹かれて
 観に行きました。
 大都会の持つpopな空気の中で繰り広げられる
 都会版onceのきゅんとくる物悲しさは、
 あの時からは変わった自分にはちょうど良い
 湿気感.....でした^^)
  
  
  
  
  

  

mak5 at 10:00│Comments(0)TrackBack(0) つぶやき | 映画

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