つれづれなるままに・・・meteorologist, announcer, narrator, writer : miura mayumi Officical blog.
香るひとこと

July 10, 2005

...四萬六千日...

あい変わらず、大変!なほどの賑わいでした。
数年ぶりに出かけた、ほおずき市。
朱い実を抱き込んだホオズキは、江戸の夏。
私の生まれ育った場所にはない、夏の風物誌。


真夏日の空気に吹き出す汗もそのままに、ひとまずお参り。
幸せなる友人達がいる一方で、
病を抱えていたり、怪我をしたりの友も家族もいる。
その人々の健康を願った。

大混雑の波に流されるままに、
ほおずき市の建つ一角で、しばし朱色の夏の実をみつめる....

『朱夏』は人生の中で、もっとも心身ともに熟す時期だという。
青春からは遥か遠くまで進んでしまったけれど、
朱夏といえるまでにはほんの少し遠い...

数ある鉢の中には、
まだまだ青いほおずきだけをつけたものもある。
ほおずきに例えれば、
自分はまだまだ実も堅い、青い物なのかもしれない。

...みつめながら、
外皮は朱色でも、実は青いままでいい....
いつまでも青さを残しながら、熟すところのぎりぎりで
最期まで走り続けていたい、
と思う自分がいた。


....なんてことはともかく、
みなさんに、このあと四萬六千日の幸いと健やかなる日々がありますように。

mak5 at 19:55│Comments(2)TrackBack(0) つぶやき 

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この記事へのコメント

1. Posted by ゆっきん   July 14, 2005 23:14
江戸の情緒を味わえる市は、私も大好きです♪
ねじり鉢巻のおじさんの威勢の良い声や、活気ある独特の雰囲気が大好き♪
購入したのですか?
今年は行けなかったのですが、ほおずき、育てるの結構難しいですよね。
一昨年かな、枯らしちゃいました。(;_;) 
愛情はたっぷりだったんだけどなぁ。とほほ。
2. Posted by maple   July 16, 2005 10:06
>ゆっきん へ

ほおずきは...私の中では自然に生えているもの、ですから、
鉢物はどうも手がでません。

枯れてからからになったホオズキが、私の中のホオズキです~~*。

全国のホオズキが集まっているとかどうとか(全国ってどこ?)、
市のお兄さんが話していましたね、そういえば。

江戸風鈴、お神輿、花火...
考えていみれば、真夏本番って一月ぐらいしかないのですよね、
ここ関東でも。
今年は去年以上に楽しみましょ。

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