つれづれなるままに・・・meteorologist, announcer, narrator, writer : miura mayumi Officical blog.

June 08, 2018



IMG_8152


ひとくち飲んで....ほっとした。



口の中に広がる苦味と香りは日本で飲み馴れているもの。。。



ひとくち食べて....甘い!

けれど、ほっとした。



家庭で手作りしていた蒸しプリンの強い砂糖甘さと少々かみごたえのある柔らかさ...




IMG_8144


イタリア人街にあるカフェ&ビストロ”. La Lanterna dl Vittorio"


酸味が効きすぎたNYの珈琲じゃない。

飲み馴れた(慣れたというより)中間的な苦味と濃さと香りに胃も喜んだ。

カスタードプディングも、家庭で作るような馴れた懐かしい味。

糖度の高さは否めないけれど、寒すぎるNYの冬には欲したくなる強みの甘さだろう。


苦いも甘いも香りも、久々に馴れたものたちに触れる味覚と嗅覚は

一ヶ月過ぎてもまだどこかに残る旅の緊張には、癒しとほぐしにもなる。


アメリカンよりはイタリアン...

自分に、おそらくは、概ねの日本人の好みとしてより浸透しているだろう味は

欧州系なのかもしれない...。

アメリカーノであるはずの珈琲は、明らかに苦味と甘みの両方を感じる欧風の味わいだった。



IMG_8145


窓辺の席には人気なし。

おまけに、扉を開けた途端、マネージャーらしきイタリア人マンマが

ちょいと鋭い眼光でまっすぐに見つめて、気持ちは一歩後ずさりする。

休憩時間なの?と思いつつ、小声で聞くと開店中と言われ....

ラッキーとばかりに窓際席貸切状態で隅っこに陣取る?。


いや、単に、奥の広々とした人気のガーデン席にみなさまお座りになっていただけなのだ。

まばらながら次々と訪れる客は、迷わず奥に向かい、

一度入ると帰る気配がないくらいに長らくおしゃべりを楽しんでいる様子。

オペラのBGMとほどよく混じりあいながら、

厨房を隔てた奥から楽しげな喧騒が聞こえてもくる。



IMG_8151


ゆっくり本でも読もうか...と思いつつ訪れたはずなのに、

いつものようにネットと戯れ終わってしまう。。。


それは独り占めの窓際エリアであったせいもあるのだろう。

そこはかとなくだけれど、何かそわそわしてしまう空気が流れていた。


次回は迷わずガーデン席で過ごしましょ。

適度な喧騒に紛れてまったりする時間は、

逆に時をゆっくりと流すBGMになる。

おしゃべり声という旋律の中で飲む馴れた味の珈琲は、

より美味なる、ほっとする時間にしてくれる....でしょうから。





**
IMG_8153

 *La Lanterna di Vittorio
  名曲「川の流れのように」の詩が
  生まれたカフェとしても知られていますね。
  作詞家・秋元氏がオススメのカフェです。
  落ち着くとは思うけれど、あのマンマの
  目力にはちょいと負けました 笑。
  (場所は、NYUとワシントンスクエアの
   すぐ近く)
  129 MacDougal St.
  New York
  NY10012





mak5 at 23:00|PermalinkComments(0)

June 07, 2018




風が気持ちよすぎる日には...


歩く、歩く・・・いつものように。


IMG_0753 2



女神の上に、天使の梯子がかかる...



IMG_0756 2



自由に向けた船に、女神と天使たちの祝福が降り注ぐ・・・



IMG_0748 3





IMG_0760 2



女神と天使の祝福も


吹く風と波に乗る船も....


すべては観る私....

私であり、私の中にある・・・・



祝福受けるこころ.....自由になる日。


**マンハッタン島の南端、
 自由の女神を臨むバッテリー公園にて裸足でアーシング。
 緑の芝生と土に足をつけた途端に持ち続けた不自由さが
 大地に解き放たれる....。
 自問は続くけれど、自問を続けようと努力する自分をもひたすら見守り、
 努力も自問も、浮かび上がる哀しみも伴っていた苦しみも解き放つ。
 夕日を背に浴びながら(正面だと日焼けが進む 笑)
 緑の中でのこんな時間を過ごすは何年振りだろう....
 夕刻の風と語らいを楽しむ人々にまぎれながら
 無邪気に自由にふるまわれる喜びにあふれる時間。



mak5 at 22:54|PermalinkComments(0) 心もよう | つぶやき

June 06, 2018



IMG_8132



どこで方向を間違えたのだろう。

ロウアーマンハッタンは、碁盤の目がいつの間にか乱れて

微妙に東西南北を角度30度前後ずれて、迷い道になる場所がいくつかある。



IMG_8090




長らくお気に入りの日本ブランドNY支店を目指して歩くSOHO。

店を目前にして一歩手前の店が気になり足を止める。

いつものそんなつもりじゃないけれどの浮気心でふらり…

同じブロックの裏通りに折れて出会ってしまった、このドレス達。



ぐいっと心がつかまれる。

ウェディングドレスなのか、なんなのか(って、なんだ 笑)。

ファンシーすぎるけれど、纏ってみたい!と

思わせる、大人の女ゴコロをも惹きつける可憐なデザインと刺繍使い。


遥か昔、幼い頃に着せられていたフォーマルなお出かけ用の

濃紺のワンピース(ベルベットでしたけれど)には必ずレース付きの白ソックスが基本。

古く甘い記憶に一気にひき戻す力強さを感じたドレス達。


むかしむかし…私のスタイルの真逆ではあるけれど

試着まではしてみたかったなぁ、Pink Houseのふりふりワンピース。。。(笑)



IMG_8133



憧れるほどに敷居は高くなる。

ハイブランドにしては、珍しくドアはオープンになっていたけれど、

私の心の中で設定した敷居の高さに負ける。

ショーウィンドウに写る私と商品のコラボ?で満足心を数ミリ満たしてみた。



IMG_8126




ファッションディストリクトと呼ばれるエリアは建築物そのものも

色彩のアレンジが美しく計算されているよう。



IMG_8130



壁色も看板であるフラッグもディスプレイも、主張することなく

それぞれの個性と商品へのプライドを表現している。



IMG_8127



IMG_8129



そんなつもりじゃなかったけれど...

いつかはと思いながらずっと探していた形のスニーカーを手に入れる。


店員とのゆっくりのおしゃべりと、

とんでもないお値段だけれど、申し訳ないほどのセール価格で手元にやってきた

わがお洒落の新しい仲間 ( 日本の皆さまごめんなさい!プライスなの...)。



そんなつもりじゃなかったけれど、がもたらすお洒落の街散策は予想外な豊かさである。



そんなつもりじゃないけれど、

そんなつもりであのデザイナーのドレスを纏う。。。

”ランウェイ”で。。。。


そんな冗談ともつかない本気を、日本にいる友人と飛ばせる余裕も連れてきた…

新しいブランドとの出会いである。


IMG_8135


(どさくさにまぎれて放った宣言、お許しを^^.)






IMG_8134
  *Simone Rocha(シモーネ ローシャ)
   アイルランド・ダブリン出身
   NYのショップはロンドン並んで旗艦店。
   71 Wooster Street,
   New York
   NY 10012


mak5 at 23:00|PermalinkComments(0) 心もよう | 

June 05, 2018


IMG_7942



ファッションの街、でもあるここは。

訪問したくてもできていなかった美術館に出かける。



4CC01EC0-D3E2-476F-A913-8136750616CE



アメリカ建国当時からのもの含めて

この国の歴史にも関連するあらゆる時代の服飾をコレクションしているのだろう、

手作業の緻密な針づかいの刺繍が施された靴がまず目に留まる。


ドレスのドレープの細やかさもそう...どれだけの時間を費やしたのだろう。

幼い頃、観賞用に与えられていたフランス人形を思い出す。

あこがれの象徴であった人形は、

10頭身に長い手脚、凜として愛らしい顔立ちと

洗練されたレース使いのドレスを纏っていた。



1819EA15-86F3-4787-8526-54A46EB36535



ETRO...ではないけれど、控えめな豪華さが際立つエトロプリントに似た模様と色使い。

唯一気になるハイブランドと同様の贅沢な生地を思い切り使ったドレス、

そして、余った生地で仕立てたという紳士用スーツ。

豪華すぎるペアルックに薄暗い館内でひそかにうっとり...。


このスーツは、おしゃれだった母の

フォーマルな場用のスーツに似ている生地とデザインだな...



IMG_7947






IMG_7943



420B8EA2-5000-49C6-9B02-D690C5CEA852



今回のテーマは「未完」という言葉で表現できるセレクションだった。

一見すると完成品であるが、制作途中でストップされたものだったり

着古されて擦れていたり、糸がほつれたままだったり…。



Comme de garcon by Rei kawakubo。

ニットながら布のように軽いフォルムの、グランジなデザインは

多くのデザイナーに影響を与えた彼女らしい一枚。

これも制作途中なのだろうか...
(残念ながら、写真を撮り忘れました!!)


いずれにもその洋服一枚一枚の持つ人生を見せられているよう。


完成した際にはまた別の厚みで持って

観るものを魅せているのだろう。



40BE7919-8BAA-455B-8DBD-C2B668ABFBB2


このコートは布地も形も、私の心にジャストフィット&ミートである。

欲しいなぁ。。。




IMG_7948


展示数は少ないけれど、一点一点に流れている時間という歴史を垣間見せる空間は

あらゆる時代の時空を凝集したような濃い空気が流れている。



観光客だけではない、

さりげなくおしゃれな人達もじっくり観察するように鑑賞している

The Museum at FIT....


本場欧州のファッションも凌駕し、あらゆる国のデザインが集まる

世界のファッションの中心でもあるこの街。

その雛形を観たような、

ファッション工科大学の一角にある小さな小さな、

それぞれの服が醸し出すその時代の風味が溶けた濃密な空間である。




***
The Museum at FIT

 ADMISSION to exhibitions is FREE.
 Address
 7th Avenue at 27 Street
 New York City,
  10001-5992







mak5 at 23:30|PermalinkComments(0) 心もよう | 

June 03, 2018


IMG_7894



ぼうや〜♪....とハミングしたくなる懐かしさ。



IMG_7895


名番組、あの日本昔ばなし..のキャラクターを思い出す。

いえ、このカフェ" CAFE GRUMPY" のキャラクターらしい。


国や人種は違っても、この小憎らしい表情には愛嬌を感じるのだろう...か。



古いアパートメントが建ち並ぶ静かなストリートに

この小憎らしいキャラが現れる。



IMG_7885



スタンプされたカップからも睨みをきかせているけれど

どこか笑いを誘う表情には、なごまされる。

酸味は抑えた濃い目の味に、また和むわたしのこころ。。。



IMG_7887


ついついオーダーしてしまう茶菓子、特にブルーベリーのスコーンは...

あれ、想像の2倍以上に美味しい。

さらに和むわがこころ。


IMG_7893



奥に向かって広々とした店内は、くつろぐのに遠慮はいらない。

さらに奥には、午後の日差しがつくる木漏れ日が心地よいパティオまである様子。



IMG_7886


懐かしさに、惹かれて誘われて入る "CAFE GRUMPY"...

味にも惹かれて...

サードプレイスをまた一つ見つける、

この街の居場所をまた一つ見つける日。






**Cafe Grumpy Park Chelsea
 224 West 20th Street,
 New York,
 NY 10011
 本店は「ブルックリンのGreenpoint店」


mak5 at 23:00|PermalinkComments(0) 心もよう |